ピスクタ株式会社代表取締役社長、古俣大介様にお話を伺いました。

Q1どのような起業家やスタートアップ事業に投資または支援したいと考えますか。
A
支援したいと思う唯一の条件と事業が成功する見込みどころは、本当に彼・彼女は執念を持って事業をやり続けることができるかどうかということです。それができれば事業は一定のレベルまでは必ず成功できると考えています。実際、過去に支援し成功してきた人を見ているとインプットとアウトプット、知識と行動のサイクルを続けられる人は、多少のハードルや困難があっても事業をやり続け成功しています。

Q2インターネット事業を立案し展開する上で大切なことはなんだと思われますか。
A
事業を立ち上げるにはいくつかのポイントがあって、その1つは事業のポジショニング。自分たちはどんなお客さんにどんな価値をどんな特徴をもって提供するのか。もう1つはやはりタイミング。今この事業がその時代に合っているのか、今の社会にマッチした価値を提供できるのか、時代の後押しがあるのか無いのか、そういったところがすごく大事になってくると思います。

Q3今のコロナ禍の時代においてどのような学生が求められていると考えられますか。またその上で古俣様はどのような学生と仕事をしたいと考えられていますか。
A
コロナ禍なのでオンライン・オフライン両方を駆使して、自分の進路や人生を情報収集し体験し上手く考える、オンライン・オフラインについてちゃんと勉強して習熟しながら活発に活動する学生が今後成長していけるんじゃないでしょうか。
それを踏まえると、日本の大多数の学生は就活において1括採用のレールに乗っていたり日本人特有の他の人と違うことをするのが苦手で同調したがる特性をもっていたりしますが、時代の変化を捉えてそのレールから外れることを自分で考えて、行動し成長していける学生と一緒に働きたいです。

Q4ビジネスを考える上で困難にぶつかったときにどのように乗り越えていけばよいと考えておられますか。
A
まず困難にぶつかっても乗り越えていけるという思いを持てる事業を選ぶべきだと思っています。また大学生という立場を活かして周りを巻き込んだり同志を増やしていくと、困難な時や辛い時でも相談したり励ましあったり愚痴を言いあうことで困難をうまく乗り越えていけると思います。

(インタビュアー:中野桜)


パーソナライズビューティケアFUJIMIを提供するポーラオルビスホールディングスグループ、株式会社トリコ代表取締役社長の花房香那さんにインタビューを行いました。

Q1トリコを立ち上げる過程で一番充実していると感じたのはどんな時ですか?
A
FUJIMIの第一弾となるパーソナライズサプリメントを世に出すことができた時。
構想から1年かけて商品開発したFUJIMIが、お客様の手に届いて嬉しいレビューをいただけた時は、今までの困難や苦労の全てが癒され充実を感じる瞬間です。


Q2就職をやめて起業されたり、二度起業されたり、今までにないコンセプトのfujimiを立ち上げるなどチャレンジの連続という印象なのですが、チャレンジの原動力は何ですか?
A
新しいこと・やったことないことを形にして実現していくことが何よりも楽しいからです。
起業や新規事業の立ち上げは途方もなく大きなチャレンジにみえますが、一つずつ工程を分解して前に進めていけば必ず実現できるし、工程が難しければ難しいほど面白いです。


Q3今コロナ下で就職や起業に不安を覚えている学生が多いので、学生のうちにやっておいた方がいいことなど横国生へのアドバイスをお願いします。
A
「卒業後に働くこと」に漠然とした不安があるなら、実際に職業体験するのが一番だと私は考えています。なので、在学中に長期インターンしてみて「実際に企業で働いてみる」のはとてもいい経験です。
事業ドメインがマクロ視点で成長している企業を選ぶことが大切です。

(インタビュアー:都築詩音)


株式会社御祓川代表取締役の森山奈美さんにインタビューを行いました。

Q1なぜ都市計画コンサルタントという職業についていながら、リスクのあるまちづくり会社を起業したのですか。
A
学生の頃から町おこしをしている大人たちに憧れを抱き将来私もそんな大人になりたい、まちをよくしたいと考えていました。そのため港町である横浜にある横浜国大工学部に入学したんです。卒業後、都市計画コンサルタントに入社して、念願かなって地元七尾のまちづくりに携わっていたのですが、入社3年目のときに、クライアントに受注されていないのに民間まちづくり会社が必要だという提案書を作りました。その後提案に対して、大人たちがこんな若者(当時20代)に投資してくださり、株式会社御祓川が実現しました。私はいちスタッフとして働く立場だったので、不安とかはなくまちづくり会社は成功するという思いが強かったです。

Q2民間でまちづくり会社をつくるという経緯に至ったのはまちの行政に不満があったということでしょうか。
A
コンサルタント時代、行政はクライアントでした。まちづくりは、行政がやるものだと思っている人が多いと思います。当時私も、行政が本来やるべき仕事をやっていないのではないか、と腹が立っていました。でも、不満だけでは何も変わらないんです。自分達で行動していかないと。皆さんも何か不満があること、政府のコロナ禍における政策に関してでもいいんです、その不満を原動力に行動にうつしてみましょう。その行動が私にとっては民間まちづくり会社をつくるだったんです。

Q3株式会社御祓川様では学生と企業をつなぐ能登留学(長期実践型インターンシップ)を実施していますが、学生に能登留学を薦める理由を教えてください。
A
能登留学はキャリアデザイン留学です。学生はプロジェクトの担当者として責任を持って働きます。地域を知ることからビジネスプランを作り営業をし、最終的には事業の成果を評価、報告するプレゼンテーションに至るまで一つのプロジェクトに一貫して取り組むことができます。また、地域に根付いたインターンですが、事業内容は地域の企業が海外展開を行なうなど、多岐にわたります。このように能登留学では、プロジェクトを通してチャレンジができるだけでなく、自分自身を見つめなおすなど、自分の人生の時間をどういうふうに使っていくのかを普段とは違う環境の中で考えていくことができるため、学生の皆さんには是非挑戦していただきたいと思います。
※能登留学•••能登の企業をフィールドとした長期の実践型インターンシップ

Q4森山様は本学の工学部建築学科を卒業されておりますが、経営において理系ならではの強みはなんだと思われますか。
A
ロジカルシンキングですね。数学的に考えるというのは経営者にはなくてはならないスキルです。あとは、数字を読むことが経営者の仕事なので数学が得意なことです。その上で物事をいかに包括的にとらえ、深く考えるということが経営をする上でとても重要だと考えています。

(インタビュアー:中野桜)


横浜市経済局新産業創造課長高木秀昭さんにインタビューを行いました。

Q1横浜市経済局新産業創造課として、また審査員としてYBCに参加する学生に期待することは何ですか?
A
YBCへの参加が契機になって、新たな発想でまちの未来を一緒につくっていただける方が数多く生まれて来ることを大いに期待しています。


Q2「横浜発のイノベーション創出やスタートアップの成長支援に大変力を入れている」とのことですが、例えばどのような支援策を進めておられますか?
A
横浜市ではみなとみらいなどにグローバル企業の研究開発拠点の誘致を進め、多くの研究者・技術者、新事業担当者などが交流し、新たなビジネスを立ち上げる動きが盛り上がっています。
企業と連携して、自動運転を始め革新的な技術を活用したビジネス創出に向けた実証実験なども積極的に行っています。
また、横浜開港以来のビジネスエリア関内地区には、2019年10月にスタートアップ支援拠点YOXOBOXを開設し、グローバルに活躍が期待されるスタートアップの成長支援と集積に取り組んでいます。
「イノベーション都市・横浜」のロゴマーク「YOXO(よくぞ)」の下、企業・スタートアップ・大学・まちづくり団体などとともに、まちぐるみでオープンイノベーションを一層推進し、国内外から人・企業・投資を呼び込むビジネス環境づくりを進めていきます。

(インタビュアー:都築詩音)


相模鉄道入社後、常務取締役、相鉄興業社長を歴任され、現在一般財団法人富丘会理事長をされている櫻木政司郎さんにインタビューを行いました。

Q1審査員としてYBCに参加する学生に期待することは何ですか?
A
学校の授業が受け身の形で進められる中にあって、YBCは自ら進んで考えることが必要です。
まず自分たちの構想にどれだけ仲間と協力して神経を集中し考え抜いたかに期待しています。
そして発表は自分たちの構想を人に伝え、理解してもらうことになりますので、自分たちの言葉でのプレゼン内容にも期待しています。


Q2組織づくりをするうえで心がけていたことは何ですか?
A
自身が人事にいたこともあり、組織が活性化するには社員が気持ち良く働けることが大切だと考えていました。
組織の完成形はないと思いますが、当時人事制度の構築に尽力しました。
そこで痛感したのは、いくら制度を作ってもきちんと運用されなければ、絵に描いた餅になるということです。
やはり制度を運用するのは人です。
いつも人事として社員の皆さんに制度の必要性を理解していただき少しでも納得していただけるよう努力することを心がけていました。


Q3コロナ禍で変化の多い現代社会で今後求められる力とは何だとお考えですか?
A
人生100年時代を迎えると言われています。コロナ禍に限らず今後は自分磨きが大切です。
大学を卒業してからも学ぶ姿勢を保つ継続力が必要です。
そして人との繋がりが仕事でも生き方でも非常に大事ですので、発信力と受容力が必要です。
また今後皆さんにはいろいろな意味でチャンスがあると思います。そのチャンスを見逃さないアンテナと勇気が必要です。
そしてその際少しぐらい失敗してもへこたれない強いメンタルも必要です。

(インタビュアー:都築詩音・向後佑里子)


ブランカ社会保険労務士法人代表石関裕子さんにインタビューを行いました。

Q1審査員としてYBCに参加する学生に期待することは何ですか?
A
積極性です。自分の意見をいったり、発表したりするのは、もし否定されたら恥ずかしいな、かっこわるいな、と思うかもしれませんが、
就活面接や社会人になってからは、自分から発言していかないと相手にしてもらえませんので、
今のうちから場数を踏むために積極的に参加してもらえるとよいのではないでしょうか。


Q2社会保険労務士としてリスクマネジメントを意識してお仕事なさっていると思いますが、リスクマネジメント力を養うためには何が重要だと考えていらっしゃいますか?
A
普段からの対話、コミュニケーション力だと考えています。
お客様や周りの人が、何を求めているのかを確認しながら要望に応えることによって、信頼され、人間関係がスムーズにいくようになります。
仕事自体がうまくいかなかったときでも、常日頃やり取りをしていることで、お客様に納得していただけることが多いです。
会話をすることが、結果としてリスク回避につながると思っています。


Q3学生の時やっておいてよかったこと、やっておけばよかったことは何ですか?
A
やっておいてよかったこととしては、図書館司書や漢字検定など、いろいろな資格を取得したことです。
今は、そうした資格に関係のある仕事はまったくしていないですが、
今でもネタになるので取っておいてよかったと思っています。
やっておけばよかったことは、海外や日本国内、もっといろいろなところに行っておくべきでした。
社会人になってからはなかなか時間が取れません。このご時世、なかなか海外旅行や留学は難しいかと思いますが、
落ち着いたらぜひ、見聞を広めるために、いろいろなところに行かれることをお勧めします。
 
(インタビュアー:都築詩音・向後佑里子)


第一生命保険株式会社常務執行役員、資産管理サービス信託銀行株式会社代表取締役を歴任され現在EATビジネススクール講師をされている宮田芳文さんにインタビューを行いました。

Q1審査員としてYBCに参加する学生に期待することは何ですか?
A
起業することも大切ですが、企業に入社しても、
①ビジネスのアイデアを考え
②それを、実現できるように、深く調査すること
③人がどう感じ行動するのか?
こうした経験は、必ず様々な局面で役に立ちます。


Q2組織づくりをするうえで心がけていたことは何ですか?
A
組織は、まずコミュニケーションが大切です。特にリーダーには正しい情報が入りません。
正しい情報を集める努力が必要です。情報収集できる仕組みを作ることも大切ですね。
社員が、Have to(やらされている、仕方なく)業務に取り組むのではなく、Want to自ら主体的に業務に取り組むように、運営していくことに注力してきました。
企業の業績は社員一人一人(家族も含む)の努力と協力で成り立っているという認識で業務に取り組むこと
タコつぼにならないように、組織間の異動を積極的に実施する、後輩を育てる風土つくりが大切である。
正社員、派遣社員で区別せず、優秀かどうかで判断し、優秀な派遣社員は、積極的に正社員に登用してチームリーダーとして活躍してもらうこと。
今まで男性中心に築いてきた企業文化を女性の登用で積極的に変えていき、本当の意味で、女性の感性や意見を大事にする風土を作っていくこと。


Q3コロナ禍で変化の多い現代社会で今後求められる力は何だとお考えですか?
A
リアルからリモートの運営に、企業や学校、個人のライフスタイルが大きく変わりました。
「不安定」「不確実な」VUCAの時代に、未来を予測するのが非常に難しい状況で、
今までのデータを分析して、解決策を求めるのではなく、(正解は、一つだけではない)
現状とあるべき姿のGAPから、問題を発見していく構想力が求められていると思います。
従来のように、サイエンス主体で問題解決能力が大きく評価される時代から、アートの要素を加味して「未来予測」から「未来を構想」していく力が求められます。
この構想力を高めるためにリベラルアーツがますます必要とされると思います
 
(インタビュアー:都築詩音・向後佑里子)


株式会社Kanatta代表取締役社長井口恵さんにインタビューを行いました。

Q1審査員としてYBCに参加する学生に期待することは何ですか?
A
私も学生時代にYBCに参加した身として伝えたいことは、せっかくの機会を活かして最大限チャレンジすることです。
社会人になってもビジネスプランコンテストやPitchに出場する機会はありますが、特にPitchは資金調達が目的なのでもっと堅いイメージ。
学生ならではの自由な発想を活かして挑戦できて、かついろんな方からフィードバックがもらえる機会は本当に貴重です。
ぜひ失敗を恐れずにご自身のアイデアを思いっきりプレゼンしていただきたいです。


Q2組織づくりをするうえで心がけていること何ですか?
A
組織づくりで一番大事にしていることは、適材適所になるよう心がけることです。
大前提、私は組織にジョインしてくれる方々にはご自身の強みや長所を活かして活躍していただきたいなと思っています。
そこで、その前提を伝えた上で役割をお願いし、数ヶ月様子を見て、必要なら業務量や業務内容を調整するようにしています。
もちろん本人が新しいことにチャレンジしたい場合はやったことがない分野の仕事も任せます。
それぞれがモチベーション高く働ける状態をつくることが私の仕事だと思っているので、常にそのような状態になっているか意識して組織づくりをしています。


Q3今後の女性の社会進出にコロナウイルスの流行はどう影響するとお考えですか?
A
もうすでに起こっている変化ですが、リモートワークをはじめとする自由な働き方が増えることは、女性の社会進出にとって追い風だと感じています。
今までは全員出社して、会議も直接会って話すことがスタンダードでしたが、リモートワークやオンライン会議が一般的になってきた中で、 育児中の方が家で仕事をすることや、保育園のお迎えなどに合わせてフレキシブルな働き方ができる可能性が従来よりも高まってきています。
このような風潮からより多様な働き方が増えて、男女ともに働きやすい社会が実現することを期待しています。
 
(インタビュアー:都築詩音)



株式会社GIFMAGAZINE代表取締役社長大野謙介さんにインタビューを行いました。

Q1審査員としてYBCに参加する学生に期待することは何ですか?
A
「楽しむこと」です。私自身は、まだ事を成したわけではなく、何かを目指す途中にいるという意味で、学生と同じ立場です。
様々な偶然の機会に恵まれ、今のような挑戦の機会をいただけたと思っています。
YBCも偶然の機会ですし、このきっかけで何かに気づいたり花開いたりするかもしれません。
「楽しむこと」が最も重要なことかなと思います。


Q2横浜国立大学では学生の安全のため授業がリモート化され当コンテストもリモートで進められています。
大野さんは経営者として働き方に変化はありますか?
A
会社の業務はすべてリモートワーク化しました。
社会の状況を見ながら、一緒に働くメンバーの安全と、
ユーザーや顧客の望みを一番叶えられる働き方は常に模索していきたいですね。


Q3学生の時やっておいてよかったこと、やっておけばよかったことは何ですか?
A
やっておけばよかったと、後悔はあまりありません。
良いことも悪いことも全てが今につながっていると感じます。

工学部の研究室時代には、セラミックスの研究でしたが、教授に好き勝手言って、工学に限らず、
好き勝手にプログラミングやデザインや簿記など、自分が興味あることを学ばせていただいたことは、
本当に良かったことだなと感謝しています。
 
(インタビュアー:都築詩音)



Trunk株式会社代表取締役社長CEO西元涼さんにインタビューを行いました。

Q1審査員としてYBCに参加する学生に期待することはなんですか?
A
サービスや製品を消費する側でなく生みだす側として、どんな気持ちなのかを体感することは
将来起業するにしろ就職するにしろ非常に得難い体験だと思います。
期待というよりは、このコンテストが
様々な視点から物事を考えるということを意識するひとつのきっかけになるといいなあ
と考えています。


Q2TRUNK社は無料で学生にインターンやトレーニングの場を提供されていますが
コロナ下で変化したことはありますか?
A
東京や大阪など大都市圏の人しか利用できなかったサービスがオンライン化する
ことによりユーザー数が増加しました。
ただ実際に体験することによる人と人との絆、魅力を感じにくいために長期インターン
が減少するというデメリットもあります。
オンラインによる利便性と「体験する」ことを両立させるサービスを目指したいですね。


Q3コロナ禍で社会全体が大変ななか、学生も様々な困難に直面しています。
今の横国生に何かメッセージをお願いします。
A
大学生のみなさんを取り巻く状況が厳しいことは聞いています。
人との交流が減っても、知識のインプットだけは変わらずできることのひとつです。
オンライン勉強法や時間を有効活用して知識を吸収し、
新しいコミュニケーションの方法を積極的に活用して
社会人も学生の皆さんも共に困難を乗り越えるべく頑張りましょう。
 
(インタビュアー:都築詩音)




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