石関裕子さんにインタビュー
ブランカ社会保険労務士法人代表石関裕子さんにインタビューを行いました。
Q1審査員としてYBCに参加する学生に期待することは何ですか?
A
積極性です。自分の意見をいったり、発表したりするのは、もし否定されたら恥ずかしいな、かっこわるいな、と思うかもしれませんが、
就活面接や社会人になってからは、自分から発言していかないと相手にしてもらえませんので、
今のうちから場数を踏むために積極的に参加してもらえるとよいのではないでしょうか。
Q2社会保険労務士としてリスクマネジメントを意識してお仕事なさっていると思いますが、リスクマネジメント力を養うためには何が重要だと考えていらっしゃいますか?
A
普段からの対話、コミュニケーション力だと考えています。
お客様や周りの人が、何を求めているのかを確認しながら要望に応えることによって、信頼され、人間関係がスムーズにいくようになります。
仕事自体がうまくいかなかったときでも、常日頃やり取りをしていることで、お客様に納得していただけることが多いです。
会話をすることが、結果としてリスク回避につながると思っています。
Q3学生の時やっておいてよかったこと、やっておけばよかったことは何ですか?
A
やっておいてよかったこととしては、図書館司書や漢字検定など、いろいろな資格を取得したことです。
今は、そうした資格に関係のある仕事はまったくしていないですが、
今でもネタになるので取っておいてよかったと思っています。
やっておけばよかったことは、海外や日本国内、もっといろいろなところに行っておくべきでした。
社会人になってからはなかなか時間が取れません。このご時世、なかなか海外旅行や留学は難しいかと思いますが、
落ち着いたらぜひ、見聞を広めるために、いろいろなところに行かれることをお勧めします。
(インタビュアー:都築詩音・向後佑里子)
石関裕子(いしぜき・ひろこ)
青山学院女子短期大、横浜国立大学経済学部卒。
全日本空輸株式会社国内線客室乗務員、法律事務所、
コンサルティング会社を経て、
2011年に石関社会保険労務士事務所開業。
2017年にブランカ社会保険労務士法人として法人成立。